JCS2016 オーガレックグロス
ジャパンチャンピオンシップス2016(JCS2016)で使用した構築。
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | もちもの |
---|---|---|---|---|---|
ステータス | 特性 | ||||
備考 | |||||
カイオーガ | しおふき | ねっとう | れいとうビーム | まもる | あいいろのたま |
|
ひかえめ 207(252)-*-120(76)-242(156)-179-113(20) ※ゲンシカイキ、非理想個体 |
はじまりのうみ | |||
A232メガレックウザ珠ガリョウテンセイ耐え。Cは11n。 | |||||
レックウザ | ガリョウテンセイ | しんそく | オーバーヒート | まもる | きあいのタスキ |
|
ようき 180-202-110-143-108-161 (メガ)→180-232-120-170-118-183 ※非理想個体 |
エアロック (メガ)→デルタストリーム |
|||
タスキオバヒ運用ならむじゃきやせっかちのほうがよい。 | |||||
クロバット | おいかぜ | ちょうはつ | ファストガード | いかりのまえば | ラムのみ |
|
ようき 191(244)-110-102(12)-*-100-200(252) | せいしんりょく | |||
イカサマや自傷ダメ軽減のためにおくびょうA低めにすべき。 | |||||
ナットレイ | ジャイロボール | パワーウィップ | やどりぎのタネ | まもる | たべのこし |
|
ゆうかん 181(252)-148(164)-151-*-148(92)-22 ※最遅個体 | てつのトゲ | |||
C255ゲンシカイオーガダブルダメしおふきをたべのこし込みで2耐え。 | |||||
メタグロス | アイアンヘッド | バレットパンチ | アームハンマー | まもる | メタグロスナイト |
|
いじっぱり 187(252)-194(172)-170-*-130-101(84) (メガ)→187(252)-205(172)-170-*-130-141(84) |
(メガ)→かたいツメ |
|||
(メガ)アイアンヘッドで無振りゼルネ確1、C202ゲンシグラードンのだいちのちから耐え、最速ドーブル+2。(非メガ)追い風下130族抜き。 | |||||
サンダー | 10まんボルト | ねっぷう | でんじは | ほえる | オボンのみ |
|
ひかえめ 165-*-103-194(252)-111(4)-152(252) | せいでんき | |||
おだやか個体にしてゲンシカイオーガのしおふきとか耐えたほうがいい。 |
構築の経緯
伝説枠にカイオーガレックウザを採用した構築(オーガレック)は、ゲンシグラードンに対して非常に強い圧力を持つことが特徴である。強い晴れ下であっても隣にレックウザ(エアロック)を投げることで、ゲンシカイオーガの水技を通してゲンシグラードンを倒すことができる。
また一方で手薄になりがちなゼルネアスに対する駒として鋼タイプのポケモンが共にオーガレックによく入れられている。結果を残している構築を参考にすると、メガクチートやナットレイなどがよく使われる。
メガクチートは威嚇によってゲンシカイオーガの低めの物理耐久をサポートしつつ、強烈な物理打点と先制技ふいうちを放てるのが強みである。しかしメガシンカを消費してしまうためレックウザがメガシンカできない、素の耐久が低い弱点もある。
ナットレイは草タイプを併せ持つためカイオーガにも強い。しかしそれ故にゲンシグラードンゼルネアス(グラゼルネ)構築によくいるメガボーマンダやファイアローの飛行技を等倍で、メガガルーラのけたぐりを抜群で受けてしまうのがネック。
ここで鋼枠としてメタグロスを考えた。素の数値が高いためメガ無し運用ができ、飛行技が半減でけたぐりが等倍、バレットパンチによる先制削り、更にメガ前ならご存じクリアボディによって威嚇を無効化、といった点に着目し、鋼枠としてメタグロスの採用に至ることに。
長々書いたが要は新規性としてメタグロスを使いたかった。
残りの採用ポケモン
まずこのルールで欠かせないS操作役としてクロバットを採用。ゴーストタイプ以外の相手のHPを問答無用で半分にするいかりのまえばはレックウザとメタグロスによる削りとの相性が良い。ラムのみちょうはつとせいしんりょくによりドーブル耐性が付くのもポイント。
そしてオーガレックミラーや対トリルを考えて、ナットレイ、サンダーを採用。サンダーは静電気のそこそこ強い個体を運よく引いたため使ってみようと思ったのもある。
特にサンダーは、吠えるによってトリル、電磁波によって追い風、ねっぷうで相手のナットレイを見る役割がある。C255ゲンシカイオーガのダブルダメ雨しおふき耐える耐久が欲しかったが、おだやかH252D156(実数値197-143)でないと耐えず、ひかえめで厳選済みのため断念。使用感を言ってしまうと、耐久ないことがかなり足を引っ張った。
技や持ち物について
メタグロスのアームハンマー…元々しねんのずつきであったが、ディアルガやナットレイ、ガルーラに打点欲しいと思って採用した。1回も使わなかった。やっぱりしねんのずつきのほうがよさそう。
カイオーガのねっとう…こんげんのはどうの命中不安、ワイドガードを嫌った。火傷ワンチャンも狙いたい。
カイオーガのれいとうビーム…ボーマンダとレックウザをいっぱい倒した。
レックウザのオーバーヒート…ナットレイとクチートをいっぱい燃やした。
レックウザのきあいのタスキ…メガシンカ枠が一撃で倒されないって強くないですか。
選出
対戦メモ見たら取り巻きと気分によってちょいちょい変わってた。
戦績
20勝10敗 最終レート1645くらい。
こんな長々と書いて散々な結果。40戦しても1700いくか怪しい。
メタグロスはそこそこ強かったので改良すればいい線行くかもしれないと思った。
おしまい。
【有益情報】カタソ
オンラインでカタンができる。スマホだと操作しづらいのでPC推奨。
① Twitterなどで人を募る。
② http://tkmax.github.io/tkmonline/
ここで身内卓を立ててURLを参加者に伝える。参加者は誰なのかわかるように適当にIDを打ってログイン。
③ 集まったら参加者は下のダイスボタンを押してダイスが大きい順に着席。
④ カタン開始。
ルールや盤面の見方はここ参照
http://www57.atwiki.jp/tkmonline/pages/16.html
○気を付ける点
・プレイヤー間の資材交換交渉は「国内貿易」に相当するが、まずチャットで交渉を呼びかけてから「国内貿易」をするとスムーズ。港貿易は「海外貿易」に相当。
・着席順に用いる下のダイスボタンとゲーム中に行うダイスボタンは異なる。後者は自分の手番の時のみ表示される。
・カードの色は
土 …こげ茶 羊 …黄緑 鉄 …ねずみ
麦 …黄 木 …深緑 発展カード…黒
画面上のグラフでおおよその残り枚数がわかるようになっている。
・勝利点10以上を得ても勝利宣言ボタンを押さないと勝ちにはならない。
・寝落ちしそうなら無理をしない。ベルを鳴らして寝落ちから復帰できるかはその人の自覚次第。運ゲー。
・回線落ちはネット再接続後ブラウザ再起動でなんとかなるかもしれない。
・たいよろ、たいありの挨拶をすること。
オフのカタンと比べて資材のやりとりがスムーズでサクサク進みます。
たまにTwitterで募集してる人がいるので暇なとき参加してみてはいかがでしょうか。
ポケモンカードXY10「めざめる超王」のブードラ大会に参加した
SPLオフ翌日の3/25(金)に、だいじゅーくん主催のポケモンカードゲームXY10「めざめる超王」ブードラ大会に参加してきました。
XY10カードリスト
http://www.pokemon-card.com/card-search/index.php?mode=statuslist&pg=433
大まかなルール
・各人10パック用意し、4人でドラフトを行う。なお、実際の大会は8人規模となり4人ブロックが2つできた。
・ドラフトで手に入れたカードと持参した基本エネルギーカードを用いてハーフデッキ※1を組み、対戦する。
・ドラフトで得たポケモンEXは、最後の時点で引いたカードのうちでポケモンEXを除く好きなカード、もしくはティエルノのプロキシとなる。
※1ハーフデッキについて
・デッキのカードは30枚ちょうど
・同じ名前のカードはデッキに2枚まで
・基本エネルギーカードは何枚でも入れられる
・「たねポケモン」をかならず1枚以上入れる
・サイドは3枚置いて対戦する
(ポケモンカードゲーム公式サイトより引用)
デッキ構成のルールはちゃんと守りましょう。例えば以下のようなデッキはNGです。どこがNGかはルールをちゃんと読めばわかります。
ブードラれしぴ pic.twitter.com/PHxtwiYZkD
— ようこうじ_ぽけ (@yokoji_poke) 2015年12月12日
ルール説明も終わったことですし早速今回の使用デッキを紹介します。
めざめる超王ブードラinだいじゅー邸使用構築。2-1(初期ブロック),2-1(敗者ブロック) pic.twitter.com/laKTAj3IuY
— ようこうじ_ぽけ (@yokoji_poke) 2016年3月25日
見ての通り、ポケモンはパウワウ・ジュゴンを2-2、ドガース・マタドガスを2-2、チラーミィ・チラチーノを2-1で採用し、トレーナーズ枠ではNをプロキシ込みで2投、ティエルノ(プロキシ)を1投、エネルギーポーチを1投し、基本エネルギーは水8、超7枚入れました。
・ポケモン解説
パウワウ(画像のみ紹介)
HP120 水タイプ
ワザ
こごえるいき 20
必要エネルギー:水
コインを1回投げオモテなら、相手のバトルポケモンをマヒにする。ウラなら、相手のバトルポケモンをねむりにする。
オーロラビーム 100
必要エネルギー:水 無色 無色 無色
弱点:鋼×2 抵抗:なし にげるエネルギー:3
ホヒゲーマージュゴンくん。エネルギー加速手段が全くないブードラにおいて、1エネルギーで放てる攻撃ワザ「こごえるいき」は重宝します。しかもこのワザは追加効果が凶悪で、75%の確率(オモテ50%→マヒ、100%行動不能 + ウラ50%→ねむり、50%行動不能)で次ターンの相手のバトルポケモンを行動不能にします。状態異常の解除方法は「ポケモンいれかえ」等がありますが、今回のブードラでそういった類のカードはないため、かなりブッ刺さってました。一応予防カードとして「カオスタワー」、「ねじれたスプーン」がありますが、今回は見かけませんでした。
また、2つめのワザ「オーロラビーム」による100ダメージも強力です。「こごえるいき」で相手の攻撃を止めつつこちらはエネルギーを貼って「オーロラビーム」でトドメを刺し、その後も「オーロラビーム」で全抜きしていく動きがシンプルながら強かったです。
他の強みとしては、進化前のパウワウのHPは80もあり進化できなくても打たれ強かった点ですかね。設定ミスなのかパウワウの弱点が鋼だったのも嬉しかったです(パウワウは本家ゲームだと水タイプのみ)。もし弱点が草だったら、同弾のツタージャ系統、ミノムッチ系統に弱点を突かれてました。
ドガース(画像のみ紹介)
HP110 超タイプ
ワザ
ふうせんバクダン
必要エネルギー:無色 無色
コインを2回投げ、オモテの数×2枚ぶん、相手の山札を上からトラッシュする。
のうこうリキッド 80
必要エネルギー:超 無色 無色
おたがいのバトルポケモンを、それぞれどくとこんらんにする。
弱点:超×2 抵抗:なし にげるエネルギー:3
ホヒゲーマーマタドガスくん。1つめのワザ「ふうせんバクダン」はコイン次第ではあるものの相手の山札を最大4枚削ることができ、30枚デッキというルールにおいて非常に強力。4勝のうち1勝は相手の山札切れでした。
また、2つめのワザ「のうこうリキッド」も攻撃技として優秀な部類。自身も毒混乱になってしまうデメリットは運でカバーしたいところです。80+毒10+自傷30+毒10で130ダメージ与えつつ行動を止められる!アド!
進化前のドガースは「ぶんれつ」により山札から2枚までドガースをベンチに出せます。うっかり山札から2枚ベンチに出すとレギュレーション違反がバレるので注意しましょう。
ちなみに、同弾のサポートカード「ロケット団の工作」は、このマタドガスのワザ「ふうせんバクダン」と同じ効果を持っています。マタドガスといえばロケット団のポケモンという印象を色濃く出すカードデザインですね。
チラーミィ(画像のみ紹介)
HP90 無色タイプ
ワザ
ほしがる
必要エネルギー: 無色
相手の手札を見て、その中から1枚選び、相手の山札の下にもどす。
とっておき 60
必要エネルギー:無色
コインを1回投げウラなら、このワザは失敗。
弱点:闘×2 抵抗:なし にげるエネルギー:1
ホヒゲーマーチラチーノ。エネルギー1つで0ダメージを叩き出します。表が出ません。
結果
2勝1敗(初期ブロック)、2勝1敗(敗者側ブロック)、計4勝2敗、総合5位/8人(たぶん)
2-1の3すくみ(上位2人抜け)になってじゃんけんで負けて敗者側ブロックになりました。試合の運はよかったのにこれじゃあ意味がないですね。
最後に
ブードラを主催して場所の提供もしてくれただいじゅー(@daiju_tie)くん、またその他参加者の方々、ありがとうございました!とても楽しかったです。
追記
東工大ポケモンサークルpoketech 第四回新!春ぽけてく杯開催のお知らせ
僕の所属ポケサーのオンライン大会(シングルバトル)の告知。
翌日3/27(日)14~18時開催だが参加者少なそうなので参加するだけで景品もらえるかもしれない!アド!